2018年03月29日
人間長く生きていれば、身近な誰かが突然命を落とすなんていうこともあるでしょう。その際、葬式が行われるのが当たり前となっていますが、葬式に関しては、日頃滅多に参列する機会がないことからも、知識がほとんどない方もいるかもしれません。
ちなみに、葬儀の種類としては、一般葬や家族葬、福祉葬などがありますが、仏式の葬儀やお通夜においては、霊前に向けてご焼香することが決まっています。また、作法も宗派により変わってくるため、きちんとした作法を理解しておくことが重要です。
はじめに、立礼で行う作法ですが、椅子席の式場の際、基本として行われるやり方になります。流れとしては、家族やご遺族の方がすんでから、参列者が一人ひとり行います。つぎに、座礼で行う作法についてですが、畳敷きの式場の際行うやり方です。
通常としては、立礼で行う作法とそれほど大差はありませんが、場所を移すときには腰を下げて膝行・膝退することがポイントです。また、回しながら行う作法に関しては、自宅を利用して葬儀・お通夜を行う場合や、それほど広くない式場で行う場合に、焼香炉を一人ひとり回しながら行うやり方になります。
作法については立礼と変わりはなく、隣の人から焼香炉が渡されるため、軽く会釈をした後にもらい、一連の動作をすませてから遺影に手を合わせます。以上のような作法を頭入れておくと、突然葬式に参列することになったとしても、慌てることなくきちんとしたやり方で行うことができるでしょう。